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【国内】人口維持できない少子化なぜ起きた? 豊かになった日本が抱える4つの理由★2

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https://thepage.jp/detail/20161108-00000003-wordleaf

 10月に総務省が発表した平成27年の国勢調査確定値で、大正9(1920)年の調査開始以来、
人口減少に転じた日本。その大きな要因の一つとなっているのが少子化です。静岡県立大学長の鬼頭宏氏(歴史人口学)
が「少子化はなぜ起きたのか?」を分析します。

 少子化や少子社会という言葉が生まれたのは1990年代初めのことである。92年刊行の国民生活白書には
「少子社会の到来」のサブタイトルが付けられた。しかし、合計特殊出生率が、人口を維持できる「人口置き換え水準」を
下回るようになったのはもっと早く、1974年だった。75年には2を割り込み、2005年には1.26と最低値を記録した。
2015年には1.46まで回復したが、将来人口を維持できる水準からは程遠い。
 興味深いのは、合計特殊出生率が大幅に下がったのに対して、77年以後、理想子ども数、予定子ども数、
そして実際に1人の女性が実際に生んだ子供数(完結出生数)には、大きな変化がなかったことである。
完結出生数は過去の結果であるが、戦前の4人以上から72年には2.2人まで低下した。2015年には1.94まで縮小したが、
大きな変化ではない。平均理想子ども数は1977年以後、ほぼ2.5人前後で推移してきた。実際に予定する子ども数は理想を下回るが、
77年以後、2人前後で、比較的、安定している。

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